SNS型投資詐欺 1600万と530万被害
BBCびわ湖放送
急増する「SNS型投資詐欺」ですが、草津警察署管内では、相次いで高額の被害が確認されています。今月2日、被害が発覚したのは、栗東市に住む52歳の女性です。警察によりますと、女性が今年1月にSNS上の投資に関する広告にアクセスしたところ、メッセンジャーアプリを通じて、投資グループの男性役員を騙る人物から「優良株を教える」「ボーナスキャンペーン期間内に入金することで、入金の50パーセントが受け取れる」などと言われました。これを信じた女性は、指定された口座に入金し、アプリ上では、利益を得られていたことから、入金を続けた結果、現金あわせて1600万円をだまし取られたということです。また、3日に被害が発覚した草津市の76歳の男性も、SNSで知り合った投資会社のトレーダーを騙る人物からの投資話を信じ、今年1月から先月までの間に、10回に渡って入金し、現金あわせて約530万円をだまし取られました。警察では、SNSなどで、投資による儲け話を持ちかけ、入金を指示するものは詐欺とみて、必ず警察に相談するよう注意を呼びかけています。