【初場所】「朝青龍がおじ」の天狼星と「武蔵丸のおい」光武蔵が激突! 代理戦争に反響
〝代理戦争〟だ。大相撲初場所3日目(14日、東京・両国国技館)で前相撲が行われ、元横綱朝青龍がおじの天狼星(18=錣山)が、武蔵川親方(元横綱武蔵丸)のおいの光武蔵(19=武蔵川)を突き落としで下した。 モンゴル出身の天狼星は、元朝青龍の兄でかつて新日本プロレスに所属していたブルー・ウルフさんの次男。2019年春に来日し、高知・明徳義塾中で野球留学。中学3年時に元朝青龍に力士転向をすすめられたのをきっかけに、進学した明徳義塾高で相撲部に加入。1年時には、全国高校総体100キロ級でベスト16に入った。 天狼星は「朝青龍のおいで(大関)豊昇龍のいとこでプレッシャーはあるけど、自分は自分で一生懸命頑張る。自分のためにも、家族のためにも頑張りたいし、親にも恩返しがしたい」と充実した表情を浮かべた。12日には元朝青龍と一緒に食事し「頑張れよ」と激励されたという。 また、米ハワイ出身の光武蔵は高校時代にアメフトをプレーし、おととし8月に来日。「(師匠である)おじさんからは押し相撲を教えられていて『まわしを取ったらダメ』と言われている。今日は緊張したけど楽しかった。もっと頑張ります」と笑顔を見せた。
東スポWEB