【バスケW杯】ドイツがラトビアとの接戦に勝利 準決勝で優勝候補アメリカと激突
◇バスケットボールW杯 決勝トーナメント準々決勝 ドイツ81-79ラトビア(6日、フィリピン) 【画像】カーボベルデ戦でダンクしたホーキンソン選手 日本が沖縄での1次ラウンドで対戦した世界ランク11位の強豪ドイツが、準々決勝で世界ランク29位のラトビアと対戦し81対79と僅差で勝利しました。 第1クオーター、ラトビアはNBAで活躍するダービス・ベルターンス選手が3本の3ポイントシュートを決めるなどリードを奪う展開。それでもドイツもベンチメンバーの活躍で前半のうちに逆転し2点リードで試合を折り返します。 後半はドイツが優位に試合を進めますが、残り2分05秒でロディオンス・クルークス選手に3ポイントを決められ6点差に詰め寄られると、アルトゥール・ザガース選手の連続得点で残り33秒で2点差にまで迫られます。 逃げ切りたいドイツは残り7秒、デニス・シュルーダー選手のシュートが外れラトビアボールに。試合は残り2秒 ベルターンス選手に逆転を狙ったスリーポイントシュートを打たれるもこれが外れドイツが勝利。接戦をものにしました。 勝ったドイツはケガから復帰したフランツ・バグナー選手がチームトップ16得点。敗れたラトビアはザガース選手が両チームトップ24得点を挙げました。 10得点7リバウンドの成績を残したドイツのヨハネス・ティーマン選手は「完璧な試合ではなかったけど、チームを勢いづけることができてよかった。ドイツが成功しているチームということを見せる機会だから、次も頑張りたい」と次戦への抱負を話しました。 ドイツは準決勝へと駒を進め、8日に世界ランク2位、優勝候補アメリカと決勝進出をかけて戦います。