北上特産のトウモロコシ、空輸で名古屋へ 中京圏へのPR
北上市の稲瀬町自治協議会(亀甲直美会長)は12日、花巻空港から名古屋(小牧)空港に直送した特産のトウモロコシを販売した。朝採りの約480本を売り切り、中京圏へのPRと、さらなる交流人口創出につなげる。 昨年度に市のモデル事業として始まり、好評のため継続を決めた。定期便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA)の社員も協力し、午前4時から収穫作業を行い、自治協と市の計6人が旅客の手荷物サービスで運んだ。 正午ごろから名古屋空港が立地する愛知県豊山町のショッピングモールで1本178円(税別)で販売。「昨年もおいしかったから楽しみにしていた」「実家は普代。(岩手のものを)買いに来ました」と客の反応もよく、1時間余りで完売した。