学法石川、光南に雪辱 県南支部大会決勝と同カード 秋季高校野球福島県大会 準々決勝(9月24日)
▽準々決勝 学法石川5-2光南 投打のかみ合った学法石川が光南に快勝した。学法石川は1―1の三回、池口の犠飛と林の2点中前打で3点を挙げた。先発佐藤は2失点で完投した。光南は一回に星のスクイズで先制したが、二回以降打線のつながりを欠いた。 ■林2安打2打点 佐藤2失点完投 学法石川は1カ月前の県南支部大会決勝で2―8と完敗を喫した光南に競り勝ち、5年連続の準決勝進出を決めた。2安打2打点の活躍を見せた6番林咲弥は「前回負けたので、雪辱に燃えていた。勝ててほっとした」と勝利の余韻に浸った。 1―1の三回1死満塁から、池口智の中犠飛で勝ち越した。続く2死二、三塁の好機で林に打席が回った。外角低めの変化球をはじき返し、2点中前打としてリードを広げた。「前回の対戦で変化球に苦しめられたので、自分で決められて良かった」と納得の表情を見せた。 先発の佐藤翼は一回にスクイズで先制を許したが、以降は連打を許さず本塁打による1失点にとどめた。県南支部大会決勝では6失点の悔しい内容だったが、この日は切れのあるスライダーを軸に9三振を奪った。準決勝は夏の福島大会決勝で敗れた聖光学院と対戦する。「ずっと負け続けている相手。次は絶対に倒したい」と闘志を燃やした。
▼光南・室井久陽(四回に左越え本塁打)公式戦初の本塁打で、打った瞬間に入ると確信した。変化球への対応が課題。下半身を鍛えてしぶとい打者になりたい。