荒汐部屋の力士らを応援 福島合宿に合わせ、文化通り商店会 加盟約50店「盛り上げたい」
福島市で始まった大相撲荒汐部屋の福島合宿に合わせ、福島文化通り商店会は3日、歓迎を伝えるミニポスターを各加盟店に掲げた。「文化通り応援隊」と銘打ち、商店会を挙げて荒汐部屋の力士たちを応援する。 荒汐部屋には、福島市出身の若元春関や若隆景関、若隆元さんの「大波3兄弟」、大賀さんと丹治さんの「丹治兄弟」が所属している。郷土力士を応援しようと今回初めて企画した。横長のミニポスターには「歓迎」の文字とともに力士のイラストが描かれている。加盟約50店に配布され、店内や店先に掲示されている。 コロナ禍で商店会も多くのイベントを自粛した。近隣のJR福島駅東口では駅前再開発事業の規模縮小の方針が示されている。商店会副会長の菅野信一さん(阿部庄)は「商店会一丸となって力士を応援し、駅前の活性化にもつなげる。福島を盛り上げたい」と語った。 若元春関や若隆景関らが幕内優勝した際にはセール企画の実施も検討していくという。
(県北版)