廃校の体育館でずらりと手作り「しめ飾り」 装飾は関東や関西で違う?推し活にもなる「推しょうがつかざり」も!
RAB青森放送
新年を前にお正月に欠かせないしめ飾り作りが鶴田町で盛んに行われています。 廃校になった小学校の体育館一面にずらりと並ぶのは新年を彩るしめ飾りです。 しめ飾り作りを行っているのは鶴田町のサトウ商事で、従業員20人が1日に2,000個以上を手作りしています。 お正月に歳神様を迎え入れるしめ飾りは地域によって装飾や形が異なり、関東向けのものは大きなだいだいと華やかな紅白の装飾が特徴です。 関西で主流になっているのはシンプルながら稲わらが太く力強い印象です。
洋風のデザインのしめ飾りはクリスマスリースの代わりにもぴったりと若い人を中心に人気を集めています。 さらにプロ野球の各球団とコラボしたものや、アイドルなどの「推し」のイメージカラーと合わせて楽しめる「推しょうがつかざり」など手軽に楽しめるしめ飾りも作っています。
★サトウ商事 工藤貴広さん 「飾ってくれる方も年々減っているので、こういう球団のものやモダンなもので少しでも興味を持ってもらって、しめ縄を飾ってくれる入り口になればと思っています」 サトウ商事は来週までに、およそ12万個のしめ飾りを作り全国に発送します。