色つや鮮やか「会津天神」 伝統の人形づくり、福島県喜多方市の工房で本格化
福島県喜多方市の工芸品製造・販売業「木之本」で受験シーズンを迎え、伝統玩具の「会津天神」や人形作りが本格化している。 代表の遠藤久美さん(65)と従業員が会津桐(きり)と小麦粉を使い「手びねり」で一体ずつ形を整え、表情や着物の柄を書き入れ丁寧に仕上げている。 大きさは10~25センチ程度。色は基本の赤をはじめ青や緑、黄などさまざまある。値段は3300円から。本漆塗りや蒔絵(まきえ)の技法を施した、つやのある人形が人気という。作業は3月末まで続く。問い合わせは同店へ。