燃料デブリ取り出し装置 早ければ10日に第一原発へ(福島)
福島放送
福島第一原発2号機で、8月にも着手される燃料デブリの試験的な取り出しに向けて、早ければ10日に取り出し装置が構内に運び込まれる見通しです。 燃料デブリの試験的な取り出し装置は、6月18日に神戸市の工場で原子力規制委員会から使用前検査を受け、合格していました。 3日に神戸工場から運ばれる装置は、5日、楢葉町の遠隔技術開発センターを経由し、早ければ10日に福島第一原発の構内に搬入されるということです。 東京電力は、7月中旬以降に装置の動作確認や機械の設置に向けた準備に取りかかる予定で、原子力規制委員会の使用前検査を受け合格すれば、8月にも燃料デブリの試験的な取り出しに着手するとしています。