中部空港、小学生の社会見学再開 787展示施設活用でキャリア教育
中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)は4月19日、小学生らを対象とした社会見学の受け入れを再開すると発表した。再開後は、ボーイング787型機を展示する空港内の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」を活用し、新たなスタイルへ刷新。キャリア教育も盛り込み、航空や空港に興味・関心を持ってもらう機会を提供する。 【写真】「気軽さ」軸に刷新した中部空港のFLIGHT OF DREAMS 社会見学は、787-8の飛行試験初号機「ZA001」(登録記号N787BA)を展示する1階の教育施設「Flight Park(フライトパーク)」で再開する。CJIACの社員が空港と飛行機について30分間講話し、終了後は各校で自由見学できる。 対象となるのは小学校3年生から6年生の児童と、特別支援学校・学級の児童・生徒。5月と6月、9-11月、2月の平日105日間を、学校行事に限り受け付ける。定員は1回100人で、1日200人まで参加できる。 中部空港の社会見学は、2005年の開港時から受け入れており、これまでに1939校11万4826人が参加した。2020年1月の新型コロナ感染拡大により受け入れを見合わせており、今回が4年ぶりの再開となる。
Yusuke KOHASE