堂本剛主演映画『まる』より、本編映像解禁!綾野剛のアドリブから生まれたシーン
■11月1日から堂本剛、荻上直子監督による副音声上映も決定! 堂本剛が主演を務める映画『まる』より、本編映像が2種一挙に解禁された。 【動画】映画『まる』本編映像 今回解禁されたひとつ目のシーンは、堂本演じる沢田が綾野剛演じる横山に半ば強引に食事に誘われ、居酒屋のカウンターで会話をするシーン。隣人同士のふたりが「人の役に立つ」ということに関して話すこのシーンでは、「人の役に立たなければならない」という強迫観念に囚われ、自己実現できていない自分に葛藤する横山と、「役に立たないとダメなんですかね?」と疑問を投げかける淡々とした沢田との対比が印象的だ。 「何ができる?」と迫る横山に、「口笛が吹ける」と真剣に答える沢田。その答えに「いらないよね」と戸惑う横山だが、「オレ口笛吹けないしね」とボソリ。この一連のやり取りに公開後多くの絶賛の声が寄せられているが、実はこの「オレ口笛吹けないしね」は綾野の本読みのときのアドリブから生まれたシーン。普段はあまり積極的にアドリブを採用しない荻上監督の心を掴み、「本番でもぜひ言ってください」とお願いされたという。このセリフを受けた堂本の細かい表情にも注目だ。 さらに解禁されたもうワンシーンでは、正体不明のアーティスト「さわだ」として騒がれ始めた沢田が、コンビニでのアルバイトをしている最中に、「一緒に写真を撮ってほしい」と女子高生ふたり組から突撃を受ける。“推し”を目の前にしたかのようにうれしそうにはしゃぐ女子高生と、突然の出来事に戸惑う沢田。そして森崎ウィン演じるモーが「何、今の?」とこの状況にツッコミを入れる。 自分のあずかり知らぬところで一躍有名になった沢田の様子が、プリクラでハートを作るかのようにふたりで〇ポーズをする女子高生と、置いてけぼりの沢田との対比で捉えられている。奇妙な出来事に巻き込まれていく沢田の表情が、どこか可笑しさを感じさせるワンシーンだ。 公開3週目となる11月1日~11月7日までの上映で来場者特典として、本編上映後に「劇場限定 特別映像(special making)」が上映されることになった。本編エンドロール後に上映される、劇場でしか見ることのできない特別映像をお見逃しなく。 また、11月1日から堂本剛、荻上直子監督による副音声上映も決定。こちらは、スマートフォンとイヤホンを使ってコメンタリーを聞きながら、映画鑑賞も同時に楽しめる上映となっている。さらに副音声のココがすごい! 映画のプロによる5つの見どころ解説も必見。堂本と荻上監督によるここでしか聞けないエピソードの数々を、ぜひ劇場で楽しもう。詳細は公式サイトまで。 映画情報 『まる』 全国公開中 出演:堂本剛 綾野剛 / 吉岡里帆 森崎ウィン 戸塚純貴 おいでやす小田 濱田マリ 柄本明 / 早乙女太一 片桐はいり 吉田鋼太郎 / 小林聡美 監督・脚本:荻上直子 音楽:.ENDRECHERI./堂本剛 主題歌:堂本剛「街(movie ver.)」 製作・配給:アスミック・エース (C)2024 Asmik Ace, Inc.
THE FIRST TIMES編集部