なぜか見覚えのある生物たちを働かせたり、食べたりできる物騒なサバイバルクラフトゲーム『パルワールド』ついに本日17時に発売。キュートな「パル」とダークなユーモア、ゲーム内コンテンツの充実度が楽しそう
株式会社ポケットペアは1月19日、オープンワールド・モンスター育成ゲーム『palworld(パルワールド)』を夕方17時に開発中のゲームをリリースする早期アクセス版として発売予定だ。 対応プラットフォームはXbox Series X|SとPC(Steam)を予定しており、16時45分には本作の新映像がプレミア公開される。 『パルワールド』はキュートな「パル」と呼ばれる生き物が暮らす世界で冒険するマルチプレイに対応したオープンワールドのサバイバルゲームだ。プレイヤーはパルを捕まえて育て、働かせたり、戦わせたりとさまざまな方法で利用して広大な世界を冒険していく。 本作の最大の特徴はキュートなビジュアルの「パル」に対する行動が高い自由度を誇る点で、システマチックに労働させることのほか、パルを売り飛ばしたり、解体して食べてしまうこともできる。さらにマシンガンやミサイルランチャーといった現代の兵器をパルに装備することもでき、「キュートなビジュアル」の生物と物騒な雰囲気が同居した作風のギャップが大きな魅力となっているだろう。 また、作中には主人公以外にも「パル」を使役する人間のキャラクターが登場。時には主人公たちに立ちはだかることもあるため、人間とパルのチームが激突する本作ならではの戦闘も楽しめそうだ。 くわえて、本作ではモンスター育成ゲームのようなシステムのみならず、サバイバルクラフト要素も用意されている。パルを活用しつつ、資源を調達して装備や建築に勤しんだり、未開の地を開拓したりと、作中では多岐にわたるアクティビティを体験できるだろう。 なお、本作が早期アクセス版として発売される理由は、ユーザーからのフィードバックを受けて作品をより魅力的にするためだという。早期アクセス期間は最低で1年間を予定しており、早期アクセス中はロードマップに基づいたアップデートが実施され、さまざまな追加コンテンツの導入とバランス調整を予定している。 いっぽう、本作の核となるシステムはすでに完成しており、早期アクセスであっても十分に楽しめるボリュームのコンテンツが用意されているという。正式版の発売時などには価格が上昇する可能性があるため、興味がある読者は少しブラックな『パルワールド』を購入してみてはいかがだろうか。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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