2位ユーヴェを撃破の王者ナポリ、指揮官が歓喜「ここが始まり。クヴァラとオシムヘンは最強、元のレベルに」| セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ナポリのフランチェスコ・カルツォーナ監督が、日本時間4日に行われたセリエA第27節ナポリ対ユヴェントス戦終了後、記者会見の席で試合を振り返った。 【動画】復調気配のナポリがラスパドーリの決勝弾で2位ユーヴェを撃破!ナポリ×ユヴェントス|ハイライト
今シーズン2度目の指揮官解任を経て、フランチェスコ・カルツォーナ指揮下で再出発した王者ナポリ。ここまで公式戦1勝2分けと負けなしのまま、セリエA第27節で2位ユヴェントスとのビッグマッチを迎えると、フヴィチャ・クヴァラツヘリアとジャコモ・ラスパドーリの得点により2-1と勝利を収めた。 リーグ戦2連勝で43ポイントを獲得し、7位へと浮上したナポリの指揮官は、ユーヴェ撃破に歓喜した。 「勝利は最高にうれしい。良い道を歩んでいて、選手たちからは成長への意欲が感じられた。だがこれからやるべきことはたくさんある。チームはこの試合に勝利したことで、重要な順位へ到達しようというメッセージを発信できた。チームが団結して進化を求めている姿を見られて非常にうれしく思っている。勝てば、さらに成長と勝利への意欲が増すことになる」 さらにナポリ指揮官は、42分にボレーを決めて先制点を挙げたクヴァラツヘリアや、1-1に追いつかれた後の88分に決勝点のきっかけとなるPKを獲得したヴィクター・オシムヘンに言及。「2人は最強の選手であり、このチームにとって重要だ。2人は苦しい時期を過ごしたが、現在はほぼ元のレベルに戻った」と賛辞を贈った。 カルツォーナは一方で、チーム全体にも満足感を示しつつ、今後の挽回に意欲を示した。 「他の選手たちについても話をしたい。途中出場した選手たちも全員が私を助けてくれている。全員、準備ができていた。これは重要なサインであり、ここが始まりだ。ただ、10日間で奇跡を起こすことはできない。本当なら時間が必要だ。選手たちは、素早く吸収してくれていて、元来、決して満足しないタイプの私も本当にうれしく思っている」