【中日2軍】育成・松木平優太が7イニング1失点でリーグトップの8勝目 支配下登録へアピール継続
◇21日 ウエスタン・リーグ 広島2―5中日(由宇) 中日の育成・松木平優太投手(21)が先発し、7イニング1失点でリーグトップの8勝目を挙げた。成長著しい4年目右腕が、支配下登録に向けアピールを続けている。 相手の追い上げムードを断ち切り、粘りきった。5点リードの7回。ここまで無失点の投球を続けていた松木平が2死を奪ったあと、清水、佐藤に連打を浴びた。2死一、二塁から育成・名原に中前適時打とされ、なおも一、二塁で代打の仲田。7球目のカーブで右飛に打ち取り、グラブをたたいた。 7イニングを8安打1失点。5回以外は走者を背負いながらも本塁を踏ませず、試合をつくった。それでも、反省が口をつく。「あそこは投げ負けてしまいました」と話したのは、2回の中村貴との対戦。粘られ、13球目に四球をもぎ取られた。続く4回の対戦は直球が高めに外れ、4球で歩かせた。 井上2軍監督は「フォアボールはよくないけど、窮屈になりすぎるなよという話はした。そこが響けば、また幅広いピッチングができるかなと思う」とし、若竜のエースへの期待は大きい。 支配下登録選手は現在69人で、登録期限は7月末。右腕は「反省するところは反省して、次に向けて頑張ります」と前を見据えた。
中日スポーツ