広島・新井監督 14安打10得点で大勝、若手のアピールにニンマリ「見ていて、うれしい」【一問一答】
「オープン戦、中日0-10広島」(23日、Agreスタジアム北谷) 広島が14安打10得点と打線が爆発し、オープン戦初戦で大勝した。 【写真】まるで歌舞伎の見得!好投した益田 高卒3年目で売り出し中の田村は初回、高橋宏からの先制適時三塁打を含む、3安打2打点1盗塁。外野のレギュラー争いで田村のライバルとなる中村健も五回に左翼へソロを放ち、持ち前の打撃力を示した。 投手陣では先発・益田が3回無安打無失点の好投。2番手・黒原も3回2安打無失点で先発ローテ入りへアピールした。試合後の新井貴浩監督(47)の主な一問一答は以下の通り。 -田村が3安打。 「いい投手から追い込まれた中、いいヒットだった。日々、成長してくれている」 -直球を仕留めた。 「元々、強い真っすぐにも振り負けない。でもあのケースは追い込まれていたので、フォークをケアしながらの打撃だったと思う。カウントによって自分の打撃を変えることもできている。好投手からでもあるので、自信にしてもらいたい」 -足も絡めた。 「みんな次の塁を狙って『何かあったら行ってやろう』とね。それがベンチから見ていてすごく伝わるし、練習でやっていることをそのままトライしてくれている」 -中村健が一発。 「いいホームランだったね。『俺もいるぞ!』という、そんなホームランだったと思います」 -競争がし烈。 「若い選手が全員ガツガツ、アピールしてくれている。見ていても、うれしいですよね」 -益田、黒原の投球について。 「落ち着いていたね。ナイスピッチング。(2番手の)黒原も球に力がありました。みんな打者を差し込んで。みんな良かったです。投手も野手も」