政府、東南アジア発達障害調査へ ASEAN首脳会議で表明
日本政府が、インドネシアやフィリピン、ベトナムなど東南アジア各国における発達障害の実態調査や人材育成の支援に乗り出すことが12日、関係者への取材で分かった。17日に東京で開かれる予定の日・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議の声明に盛り込む方針。 発達障害では、子どもの成長過程のみならず大人になってからもさまざまな問題が生じる。日本が進めてきた対策を共有するとともに、共通する課題の解決に向け双方で協力したい考え。こうした取り組みを通じて、各国との関係を強化する狙いもありそうだ。