エレン・デジェネレスが引退宣言? 「これは、皆が私を観る最後の機会です」
アメリカの人気コメディアンで、長年トーク番組『エレンの部屋』の司会を務めてきたことでも知られるエレン・デジェネレスが、引退を匂わす発言をしたようだ。 【写真】過去には大坂なおみも『エレンの部屋』に出演 JustJaredによると、スタンダップコメディのツアー「Ellen’s Last Stand…Up」を行っているエレンが、現地時間7月1日に、米カリフォルニア州サンタローザのルーサー・バーバンク芸術センターで行った公演で、19年続いたトーク番組『エレンの部屋』がキャンセルされたこと、そして以来2年間にわたってスポットライトから離れていたことについて、明かしたそうだ。 「皆が前回私を観てからのことをおさらいさせて。鶏を飼った。そう、それに、いじわるだからってショービジネスの世界から追い出されたんだよね」と観客に向けてコメント。「『人に何を言われても気にしない』ってよく言っていたけれど、あれは人気があったから言えたことだと、今になって気が付いた。次に言ったら、年寄りだからって追い出されるよ。年寄りでゲイ、それにいじわるだなんて、三冠だよね」と笑いを取ったそう。 番組が終了するまえ、彼女はスタッフから劣悪な職場環境を訴えられ、非難を浴びた。これについても言及し、「要求が厳しくなることもあるし、短気で手厳しいこともある。私は強い女だし、いろんな顔を持っている。だけど、いじわるじゃない」と向けられた批判を否定。いじわるに見えたかもしれないが、意図したわけではないと語った。 そして、これまで犯してきた過ちについて振り返ったあと、引退する準備があることを告白。「これは、皆が私を観る最後の機会です。Netflixの特別番組を最後にする」と述べたそうだ。 「Ellen’s Last Stand…Up」ツアーは、今年6月にスタートし、8月半ばまで公演が予定されたが、彼女は説明もなく数多くの公演をキャンセルしていたという。Netflixの特別伴組は、今年後半に配信される予定。