【写真：Getty Images】

　リバプールの元監督で現在はフリーのユルゲン・クロップ氏に、ドイツ代表監督就任の噂が浮上している。リバプール専門メディア『ANFIELD INDEX』など複数メディアは現地時間10日に、プレミアリーグで歴史を作った名将がドイツ代表チームを率いる可能性と同国がオファーを出した理由について報じていた。 【動画】何度でも見たい！ 遠藤航のゴールが衝撃的！ 　リバプールの元監督は昨季限りでの退任を発表した際に、「エネルギーがなくなってきた。今は問題ないが、ずっとは続かない」と理由を説明した上で、少なくとも1年間は監督業から離れることを示唆していた。 　しかし、同メディアは、「ユルゲン・クロップ監督は夢の仕事のオファーを受けて復帰を検討していると題して、「休職期間は短縮される可能性があるようだ。最近の報道によると、彼はドイツ代表監督の有力候補だという。多くの人が理想的と考えるこの役割は、クロップの指導哲学と個人的な願望によく合致している」と、かねてから夢だと語っていたドイツ代表監督のオファーを受けた場合、監督業に戻る可能性が高いことを指摘している。 　また、「ユリアン・ナーゲルスマン監督の不振なパフォーマンスを受けて、チームの変更を検討していると報じられている」と、ユーロ2024においてベスト8でスペイン代表に敗れてトーナメントから姿を消すことになったことにより、元代表監督であるナーゲルスマン氏が解任される可能性があることも、クロップ氏のドイツ代表指揮官就任の後押しになると伝えていた。 　英メディア『TEAM TALK』も、「クロップ監督は戦術的知性とカリスマ的なリーダーシップを兼ね備えており、代表チームの監督に求められる高い期待に応える理想的な候補者である。26年のワールドカップで彼がドイツを率いる姿を見る可能性は、ファンにとっても選手にとっても魅力的な展望だろう」と、多くの人たちから望まれる可能性が高いと言及している。果たして、リバプールで歴史を作った名将は、ドイツ代表チームを率いてW杯制覇を目指すことになるのだろうか。