バドミントン女子シングルス、身長169センチの27歳・大堀彩が初の五輪出場確実に
バドミントンのアジア選手権が10日、寧波(中国)で行われ、女子シングルスは16年リオ五輪銅メダルの奥原希望(29)=太陽ホールディングス=が1回戦で安洗塋(アン・セヨン、韓国)に1―2で敗退。大堀彩(27)=トナミ運輸=の代表入りが確実となり、奥原の3大会連続出場は絶望的となった。同ダブルスは福島由紀(30)、広田彩花(29)組=岐阜Bluvic=が初戦敗退のため、永原和可那(28)、松本麻佑(28)組=北都銀行=は2大会連続の五輪代表入りが確実となった。 大堀が悲願の五輪初出場を確実にした。1回戦でベトナム選手に21―14、21―5で快勝発進。日本勢3番手の奥原らの敗退により、五輪ランク3位の山口茜(26)=再春館製薬所=に次ぐ日本勢2番手の12位で、同16位以内を確定させた。169センチの長身を生かした角度のある攻撃を武器に、昨秋の杭州・アジア大会で銅メダル。今年2月のタイ・マスターズでは奥原との直接対決に勝って大会制覇した27歳が、初の大舞台に挑む。
報知新聞社