救援物資鉄道で到着 JR貨物と全国通運連 高岡駅経由し志賀へ
JR貨物と全国通運連盟による能登半島地震被災自治体への救援物資無償輸送が始まった。12日は高岡貨物駅に届いた第1弾の物資がトラックに積み込まれ、石川県志賀町へ運ばれた。 全国のコンテナ取扱駅から被災地に近いコンテナ取扱駅までJR貨物が輸送し、連盟に加盟する事業者が集貨と配達を担う。 岡山県の企業から寄せられた水やカップ麺など約5トン分の食糧を入れたコンテナが高岡貨物駅に到着。12日午前7時半ごろ、列車からコンテナを載せ替えたトラックが出発した。物資は13日午前9時ごろに志賀町役場に届けられる予定。 JR貨物関西支社の和氣総一朗支社長は「災害時でも安全かつ確実に届けるのがわれわれの使命。少しでも役に立ちたい」と話した。