ミャクミャク像「特例」にした大阪市ジレンマ 万博屋外広告と御堂筋の景観保全のはざまで
大阪府市が5年12月に実施した意識調査で、万博の来場意向度は33・8%。前年同時期の調査結果に比べて7・4ポイント減少した。府市は今年9~11月と、開幕直前から直後にかけての来年3~5月を機運醸成のためのPR重点期間としている。
ただ、市は屋外広告の特例方針を積極的に広報しているわけではない。「機運醸成も当然大事だが(市景観計画の)重点届出区域の景観も守りたい」というのが本音で、両立に向けて難しいかじ取りを求められそうだ。(石橋明日佳)