高雄LRT延伸区間、走行試験が終了 年明けのプレ開業目指す/台湾
(高雄中央社)南部・高雄市の高雄ライトレール(軽軌、LRT)の延伸工事区間で行われていた走行試験が2日、終了し、開業に向けての初回審査を申請する要件を満たした。建設を担う同市政府捷運工程局によれば、来年1月1日以降のプレ開業に向けて審査などを進めるという。 同局が3日、発表した。走行試験は11月2日に開始。終盤に行われた7日間のシステム安定性試験では、実際の営業運転を再現し、すでに開業している区間も含め、全線を通した試運転が行われた。 延伸工事が行われているのは愛河之心―凱旋公園間。同区間が開業すれば、すでに運転を行っている区間と合わせて環状運転が始まる。全線開通後の路線距離は22.1キロ、駅数は全38駅となる。 (蔡孟妤/編集:田中宏樹)