浦和、松井大輔氏がアカデミーのロールモデルコーチに就任「育成年代の選手たちの成長に貢献」
J1浦和は5日、元日本代表MF松井大輔氏(42)がクラブアカデミーのロールモデルコーチに就任したと発表した。期間は4月1日から12月31日まで。 松井氏はクラブを通じて「今回お声掛けいただいたことはうれしかったですし、将来的に描いていた、チームの個々の選手にフォーカスし、個人の能力を伸ばしていくということを、自分の経験を元に育成年代の選手たちの成長に貢献できることをとてもうれしく思います。育成年代の選手たちのために、持てる力を最大限に発揮できたらと思います」とコメントした。 鹿児島実業出身の松井氏は2000年にJ1京都でデビュー。04年から4季在籍したルマン(フランス)で1部昇格の原動力となり「ルマンの太陽」と称された。その後はロシア、ブルガリア、ポーランドでプレー。磐田、横浜FCなどを経て、コーチも兼任したJ3のYS横浜を昨年末に退団。同クラブではフットサルにも挑戦した。 日本代表では2010年南アフリカW杯で全4試合に先発し、16強入りに貢献した。代表通算31試合1得点。今年2月現役引退を発表した。引退後について「子供にサッカーを教えたい」と自身の武器であるドリブルの技術に特化した指導などを目標に掲げ、4月から横浜FCのアカデミーサッカースクールのコーチに就任した。
報知新聞社