去就はどうなる?今オフのFA宣言選手(6)基本線は“宣言残留”だが
2023年シーズンの全日程が終了し、オフシーズンに突入したプロ野球。ストーブリーグの中で大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)移籍だ。今オフFA権を行使した選手が公示。他球団との交渉が解禁されており。それぞれの去就が注目されている。そこで今回は、今オフにFA宣言した選手を紹介したい。
平井克典
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/86kg ・生年月日:1991年12月20日 ・経歴:飛龍高 - 愛知産業大 - ホンダ鈴鹿 ・ドラフト:2016年ドラフト5位 残留を基本線としながらも、FA宣言に踏み切った平井克典。最終的な結論には注目が集まっている。 ホンダ鈴鹿から2016年ドラフト5位で埼玉西武ライオンズに入団。ルーキーイヤーからリリーフの一角に加わり、42試合に登板。2019年にはリーグ最多の81試合に登板し、41ホールドポイント(5勝36ホールド)、防御率3.50とフル回転の活躍を見せた。 2021年以降は、先発にも挑戦。2022年には30試合に登板し、6勝8敗、防御率2.89をマークした。 今季はチーム事情もあり、再び中継ぎに専念。54試合登板で32ホールドポイント(4勝28ホールド)、防御率2.55とブルペン陣に欠かせない働きを見せた。 オフには、国内FA権の行使を表明。平井自身は球団と時間をかけて話すためのFA宣言と説明しており、残留が濃厚と見られている。一方で、西武はFA流出の多い球団だけに、最後まで目が離せないだろう。
ベースボールチャンネル編集部