『ジオパーク』認定を目指す宮城・蔵王町では、拠点施設「蔵王ジオパークセンター」がオープンした。 蔵王町の遠刈田地区公民館に開設された「蔵王ジオパークセンター」では、5日オープンを祝った。 『ジオパーク』とは、科学的に価値がある地質や景観が、教育や生活に活かされているエリアで、「日本ジオパーク委員会」が認定する。 蔵王町では、蔵王火山を核とした町全域を『ジオパーク』とする構想を掲げ、去年　認定を申請したが、情報を発信する拠点施設が不十分などの理由で「認定保留」となっていた。 このため、センターを開設し、地形・地質を紹介する模型や岩石の標本、四季の写真などを展示している。 町では、今年　改めて認定を申請する計画だ。