恐喝未遂事件で男を逮捕した北海道警千歳署

　不動産会社を脅して現金を脅し取ろうとしたとして、札幌市豊平区に住む22歳の無職の男が7月3日、恐喝未遂の疑いで逮捕されました。 　男は4月28日、スマホのアプリから北海道千歳市の不動産会社に「金銭を支払わなければ店を爆破する」などとメッセージを送信し現金を脅し取ろうとした疑いが持たれています。 　警察によりますと、男は数か月前までこの会社が管理する千歳市内の賃貸アパートに住んでいましたが、退去する際、"現金55万円を要求する" などと書き置きを残していたということです。 　不動産会社は静観していましたが、その後、男から「店を爆破する」などと脅迫メッセージが届いたため、警察に相談しました。 　メッセージのスクリーンショットや当時の契約書などから容疑が固まり、約2か月後に男は逮捕されました。 　調べに対し男は「無視されたからやった。恐喝と言われるのは納得いかない」などと容疑を一部否認しているということです。 　警察は退去時に書き置きを残した理由など、トラブルがなかったか、当時の状況を調べています。