アルビレックス新潟“てっぺん”まで、あとひとつ! クラブ史上初のルヴァン杯決勝へ 川崎フロンターレに2対0で勝利
サッカー・JリーグYBCルヴァンカップの準決勝 第2戦が13日に行われ、アルビレックス新潟は川崎フロンターレに2対0で勝ち、クラブ史上初となるルヴァンカップ決勝進出を決めました。 第1戦を4対1で勝利し、アウェーでの第2戦に臨んだ新潟。 前半立ち上がり早々に、ダニーロ ゴメスがシュートを放つものの、川崎のGKチョンソンリョンに阻まれます。さらに16分にはパスに抜け出した長谷川元希が決定的なシュートを放ちますが、これも川崎GKチョンソンリョンに阻まれ、得点とはなりません。 全体的にいいリズムで攻める新潟は31分でした。長谷川元希のパスに抜け出した小見洋太が右足で流し込んで先制点を奪います。 その後は川崎に攻め込まれる時間もありましたが、守り切った新潟は前半を1対0で折り返します。 後半立ち上がり、川崎がギアを上げて攻撃を仕掛けますが、新潟GK阿部航斗を中心に守り、得点を与えません。 すると、8分にはフリーキックのこぼれ球を、稲村隼翔が左足で強烈なシュート! これはキーパーに弾かれます。さらに15分には、GK阿部からのロングフィードに長倉幹樹が抜け出してシュート! キーパーに弾かれたところに小見が詰めますが、これもセーブされます。21分にも決定機を迎えますが、決めきることができません。 一方、川崎も攻撃的な選手を入れて得点を奪いに来ます。32分には途中出場のFW小林悠が反転から強烈なシュートもゴールとはなりませんでした。 新潟は44分でした。パスをつないだ先に飛び出したのは、途中出場の太田修介! 冷静に流し込んで決定的な得点を奪います。 新潟はこのまま2対0で川崎を下して、クラブ史上初のルヴァンカップ決勝進出を決めました。 決勝は11月2日(土)東京・国立競技場で行われます。相手は名古屋グランパスです。 国立をオレンジに染め上げ、初の頂点へ― “てっぺん”を目指す戦いは、いよいよクライマックスです。
新潟放送