鉄パイプ計380本、盗難被害相次ぐ 従業員が発見、ワイヤだけが残っていた
ともに長野県伊那市西町の二つの建設会社の資材置き場で、鉄パイプ計380本が相次いで盗まれていたことが18日、分かった。コンクリートの型枠や工事現場の足場に使うパイプ。昨年12月以降の被害とみられる。 【地図】長野県伊那市はどこにある?
県伊那文化会館の南側にある建設会社の資材置き場では16日、長さ4メートル、直径約5センチの300本が盗まれているのを従業員が発見。役員によると、50本ずつ束ねて置いていたが、束ねるのに使うワイヤだけが残っていた。最後に確認したのは昨年12月30日で、被害額は60万円ほど。伊那署に相談した。防犯カメラ設置などの対策を講じるという。
別の建設会社でも
別の建設会社の資材置き場でも、直径約5センチで長さ1・5メートルの50本と同2・5メートルの30本が盗まれた。昨年12月10日ごろには確認していた。今月18日に役員が気付き、被害届を出した。被害額は約6万円という。