「脳疲労」の治し方は? 脳神経外科医が教える2大原因と解決法
あなたの脳疲労度をCHECK!
3つ以上あてはまったら、脳が疲れている可能性大! 脳を休めることを意識して。 □頭が常にぼーっとして、ものごとが判断しづらい □常にSNSを見ていないと、取り残された気がして不安になる □周りの空気を読んだり顔色ばかりうかがってしまうほうだ □取り組む仕事に優先順位がつけられない □常にマルチタスク状態で、仕事や家事などさまざまな作業を並行している □情報を集めすぎて整理ができていない □目的があってスマホを触ったはずなのに、気づいたらやるべきことを忘れることがある □寝る直前までスマホをつい触りがち □頭痛や腰痛、首コリなどが頻繁に起こる □空腹状態で眠ろうとして入眠までに時間がかかってしまう
お疲れ脳を解消する!スマホとの正しい付き合い方
私たちを手助けしてくれるはずのスマホが、逆に脳疲労を悪化させる原因になっているかも? 改めてスマホとの付き合い方を見直してみて!
だらだら見はやめて、必要なときだけ触る
脳疲労状態だと一度脳に入った過剰な情報をデトックスできず、さらに疲労に拍車がかかる悪循環へと陥る。だらだらと目的のないスマホいじりはやめて、不要な情報を入れないことが脳を休める第一歩になる。 また、スマホやパソコンが目の前にあると、つい手が伸びて脳が稼働してしまうため、意識的に手放す努力を。さまざまなことを考えなくてはいけないからこそ、仕事や家事のことを考えない“ぼんやりタイム”を1日5分から始めてみて。
情報ソースを絞って インプットのダイエットを
目についた情報をひたすらインプットするのは、目の前の食事を食べ続けていることと同じ。情報太りは、脳疲労が加速する原因に。何の情報を頭に入れるのか取捨選択して、信頼できる情報のみを取り入れる意識をもって。
知っている場所は ナビに頼りすぎない
知っている場所に行くのに“なんとなく”で地図アプリを使わないようにして。空間認知能力が落ちるだけでなく、脳の処理能力も低下する原因になる。過去の記憶を思い出しながら自力でたどり着くのがベター。 同じように、「人の名前が出てこない」など、日常の小さなもの忘れが多くなっているのは脳が疲れている兆候。とはいえ、“すぐに検索”ばかりを続けて思い出すと脳も退化していくので、1分でもいいので思い出す努力が大事。
就寝時はスマホを 離れた場所に置く
脳を休めるためには、ぐっすり眠ることが一番。脳が活性化するスマホのブルーライトは、交感神経を優位にし熟睡を阻害する。睡眠30分前からスマホの画面を見ないだけで、脳の休まり具合は格段にアップする。