J1浦和レッズにルヴァン杯決勝のお返し食らう アビスパ福岡が敵地で逆転負け、イラン人FWザヘディの来日初ゴール実らず
◆明治安田J1・第5節 浦和2―1福岡(30日、埼玉スタジアム) アビスパ福岡が昨年のYBCルヴァン・カップ決勝(国立)を含めて2022年から5試合負けなしと好相性だった浦和に逆転負けを喫した。浦和戦の黒星は2021年6月27日の対戦で、0―2で敗れて以来で3年ぶり。福岡は今季初の連敗で、浦和は今季ホーム初勝利を飾った。 ■「バケモノだ!」ザヘディ来日初ゴール 突き刺すようなロングシュート【動画】 福岡は今季途中に加入したイラン人FWのザヘディを初めてスタメンで前線に起用。3バックには脚の負傷で調整が遅れていた宮が今季初スタメンで入るなど、3失点で初黒星を喫した前節からメンバー変更を施した。 前半は浦和が両サイドを効果的に攻め立てゴール前に迫ったほか、チアゴ・サンタナが中央のドリブル突破からミドルを放つなど優勢に進めた。20分過ぎに福岡も紺野が右からドリブル突破を図り、エリア内より初シュートを放つが相手GK西川の正面を突いた。それでも前半28分にドリブルで持ち込んだザヘディが、エリアの外からの強烈なミドルを決めて待望の先制ゴールをマーク。ザヘディはJ初ゴールとなった。 後半は攻勢に出た浦和のペースで展開。ボール支配率でも優位に立つが、福岡DF陣も体を張った守りでしのいだ。GK永石の好セーブも光ったが、後半20分にサイドから展開された後に渡辺にボレーを決められて同点に追いつかれた。さらに同28分にはPKを決められ勝ち越しを許した。(記録は速報値)
西日本新聞社