山口県周南市平和通に本店を置く西京銀行（松岡健頭取）は1日、2025年4月に入行する総合職の行員初任給を4万5千円引き上げると発表した。 　人手不足で新卒の売り手市場が続くなか、優秀な人材の獲得を狙い、2008年以来17年ぶりに賃金の引き上げに踏み切った。 　現在は大卒と大学院修了が20万5千円、短大卒、高専卒、専門学校卒が19万4千円、高卒が17万6千円。いずれも4万5千円の加増で、それぞれ25万円、23万9千円、22万1千円とする。 　2024年以前の新卒入行者などについては、賃金の逆転が生じないよう調整を予定している。