台湾・謝淑薇、女子ダブルスで優勝 混合Wと合わせて2冠=24年ぶり 全豪OP
(台北中央社)テニスの全豪オープンは28日、女子ダブルスの決勝が行われ、謝淑薇(台湾)、エリーゼ・メルテンス(ベルギー)組がリュドミラ・キチェノック(ウクライナ)、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)組を6-1、7-5のストレートで破り、優勝をつかんだ。謝は今大会、混合ダブルスでもヤン・ジェリンスキ(ポーランド)とのペアで優勝しており、2冠の快挙となった。 全豪オープンにおける女子ダブルスと混合ダブルスの同時2冠は、2000年にレネ・スタブス(オーストラリア)が達成して以来24年ぶりで、台湾の選手としては初。 第1セットは相手ペアに1ゲーム目を与えるも、その後は6ゲーム連続で奪取。第2セットは序盤で2ゲーム差を付けられたものの4ゲーム目で2-2まで持ち直した。その後も接戦が続き10ゲーム目で5-5。最後の2ゲームを奪って優勝を決めた。 謝はこれまで四大大会で7回、女子ダブルスの決勝に進出。メルテンスとペアを組んだ2021年のウィンブルドン選手権を含めて6回、優勝を果たしている。 (黄巧雯/編集:田中宏樹)