「また落ちたかなと思ってショック」台風10号の増水で四万十川の沈下橋の一部流される【高知】
高知さんさんテレビ
先週金曜8月30日から土曜31日にかけて高知県に最も接近した台風10号。四万十町では沈下橋が流される被害が出ています。 台風10号は30日の夜から31日の未明にかけて高知県に最も接近しました。高知市では60代の男性が自転車ごと強風にあおられて転倒し、頭などに軽いケガをしました。 県西部ではー 澤村栄治カメラマン: 「昨日9月1日の台風による洪水の影響で沈下橋の一部が流されています」 四万十町・浦越の四万十川に架かる長さ84メートルの「里川沈下橋」は川の増水により橋の中央部およそ12メートルが流されました。 橋を渡ろうとした動物もUターン。「里川沈下橋」は2018年にも豪雨で橋桁の一部が流され、おととし修復工事を終えていました。沈下橋の近くに「里川大橋」があるため住民の生活に支障は出ていません。 地元の人: 「びっくりしました。あの雨で流れるなんて。それほど使っていなくてもこの間完成して3年か4年になりますか。また落ちたかなと思ってショックです」 県によりますと、1日時点での農業被害の総額は安芸市や香南市など13市町村で824万1000円に上っています。このうち農業用ハウスの骨組みが曲がるといった施設被害が448万9000円。四万十市や宿毛市では強い雨に打たれ、オクラなどの野菜が傷つくなど375万2000円の作物被害が出ています。 ※橋を渡ろうとしていたのはハクビシンと表記していましたが、違う動物である可能性が高いことがわかったため、4日記事を修正しました。
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