【陸上】濱西諒、古賀友太が1時間17分台の好タイムで2位、3位 世界陸上連覇の山西利和は失格/日本選手権20km競歩
◇第107回日本選手権20km競歩(2月18日/兵庫・神戸) 男子2位に入ったのは濱西諒(サンベルクス)。昨年3月に出した従来の自己記録(1時間21分55秒)を4分以上も上回る日本歴代6位の1時間17分42秒の好タイムを残した。 池田向希が世界歴代3位の1時間16分51秒でフィニッシュ!記録確定すればパリ五輪代表内定/日本選手権20km競歩 濱西は大阪・履正社高3年時に国体少年A5000m競歩で優勝し、明大では4年時に関東インカレ1部10000m競歩で優勝の実績がある。今回のレースでは2位集団で冷静にレースを進め、10km通過の38分33秒も自己新。そのまま大きくペースを落とすことなく、最後は古賀友太(大塚製薬)との2位争いを制した。 3位の古賀も従来の自己記録(1時間18分42秒)を1分近く更新する日本歴代8位の1時間17分47秒。今年の夏に行われるパリ五輪の代表に向けて大きく前進する結果となった。 また、ブダペスト世界選手権35km競歩銅メダリストの川野将虎(旭化成)は1時間17分59秒で4位。世界選手権で2019年ドーハ大会、22年オレゴン大会と連覇を飾っている山西利和(愛知製鋼)は失格に。日本選手権優勝6度の実績があるベテランの高橋英輝(富士通)は途中棄権となった。
月陸編集部