ブラジルの皇后 「ブルーアマリリス」が見頃
びわ湖放送
全国でも限られた植物園でしか開花が報告されていない、「ブルーアマリリス」が草津市の水生植物公園みずの森で開花しました。 フリルのような淡い青色の花びらと、鎌のような葉が特徴の「ブルーアマリリス」は、ブラジル南部にあるオルガン山脈の断崖に生育するヒガンバナ科の球根植物で、青色の花を咲かせ、気品あふれる姿に、「ブラジルの皇后」とも呼ばれています。 高温多湿な環境を好む植物で、花をつけるまで20~30年、長いもので40年ほどかかることから、国内でも開花に成功した植物園はわずか4か所しかなく、水生植物公園みずの森では、16株の生育を行っていますが、1株も咲かない年もあるという事です。 「ブルーアマリリス」花が美しく見られる期間は開花から3日程度と短くこの週末までが見頃だという事です。
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