TVerオリジナル番組「おっちゃんキッチン」の制作が決定 横型動画&縦型動画で視点の異なるストーリーを展開
民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」が、KDDIとの共同制作プロジェクトを開始。第一弾としてTVerオリジナル新番組「おっちゃんキッチン」の制作が決定した。 【写真】「海のはじまり」特別編でプラネタリウムを訪れた古川琴音“水季”と池松壮亮“津野” ■横型動画のTVer×縦型動画の公式SNSで物語を展開 本プロジェクトでは、仕事や家庭などにおいて自身の振る舞いを抑制しがちで、自分だけの時間を確保することが困難な40代をメインターゲットに、移動中や休憩中などの隙間時間に“憩い”を届けることを目指している。 「おっちゃんキッチン」では、横型動画をTVerで、縦型動画をTikTok、YouTube Shorts、LINE VOOM、XといったTVer公式SNSで無料配信される。出演者や配信開始日は近日発表予定。 「手の中に、憩いの場。」をキーメッセージに、ユーザーの好きなタイミングや場所でエンターテインメントを楽しめる、それぞれ視点の異なるストーリーが描かれる。第2弾のコンテンツも予定しており、詳細は後日発表される。 ■「おっちゃんキッチン」あらすじ 小さな悩みを抱えた若者が、夜な夜な暖簾(のれん)をくぐる食堂「おっちゃんキッチン」。寡黙な店主が手際よく仕上げる「今夜のおまかせ」が人気の店だ。客はその「おまかせ」を無心にほおばりながら、お酒も入り愚痴をこぼし始める。 しかし店主は簡単な相槌しか返さない。いや、返せない。なぜなら店主は、若者とのちょうどいい距離感が分からないのだ。ところが日々若者たちの愚痴を聞いているうちに、案外その答えが見つかるもの。店主は日々密かに「“おっちゃん”をアップデート」しているのだった。