「体中に突起のあるゴツゴツの外見…」恐竜?それとも怪獣?イギリスの田舎町で見つかった“いるはずのない生物”に話題騒然
メディア取材に対応したモールさんによると、フラッフィーは4~5歳と思われる。体重1.16kg、体長17cm、性別は不明。手に乗る程度の大きさとまだ小型である。 ワニガメを家庭で飼うことを禁止した法律はイギリスにはないが、本来はイギリスには存在しない外来種である。何らかの理由でイギリスに連れてこられたフラッフィーは、しばらくの間家庭用ペットだったと想像される。しかし扱いに困った飼い主によって湖に捨てられたのではないか?と「ワイルドサイド動物病院」のスタッフたちは考えている。 ニュース動画を見ると、短い期間であるもののフラッフィーは「ワイルドサイド動物病院」で可愛がられた様子が分かる。報道により多くの人々がフラッフィーに興味を持ち、「飼い主になりたい」と手を挙げた。モールさん自身も「自分が飼えたら良いのに…」と語っているが、ワニガメは長寿であり、かつ大きく成長する生物だ。世話の大変さに加え危険も伴う生物であることから、コーンウォールにある野生動物の施設に送られ、適切なケアを受けることが決定している。 新天地に移った後、フラッフィー心地よく過ごせること祈りたい。
文:宮田華子