数千人規模の客席が「ボク一人」だった…クロちゃんが手掛ける「クロフェス」激動の4年
安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「クロフェス」。クロちゃんが総合プロデューサーを務めるアイドルイベント「クロフェス」の開催が今年も迫ってきた。今回で5年連続の開催となり、出演アイドル数も日程も過去最大規模になるという。クロちゃんが語る今年の「クロフェス」の見どころとは? 【写真】幼いクロちゃんと母親の貴重な2ショットはこちら * * * 今年も待ちに待ったあのイベントの開催が近づいてきた。ボクが総合プロデューサーを務めるアイドルイベント「クロフェス」だ。 5回目となる今回の日程は、過去最長の4日間(6月1、2、8、9日)。近年では、日本各地でさまざまな種類のフェスが開催されていると思うけど、アイドルフェスに限っていえば、これだけの日程での開催は聞いたことがない。そして出演するグループは254組が出演予定と、こちらも過去最多。会場は3年連続で「海の森水上競技場」だ。なんだか年々、ものすごい規模のフェスへと成長しているなと、改めて今実感している。ほんと、ありがたいね。 振り返ると、クロフェスがスタートしたのは2020年8月。当時は、まだコロナ禍の真っただ中だった。あのころは、日本だけじゃなく、世界が毎日、不安や恐怖と戦っていたよね。「もうこれまでの日常は二度と戻ってこないんじゃないか」、そんな風に感じていたのは決してボクだけじゃないはず。 そんなコロナの影響をもろに受けた1回目は、2日間の予定が1日に短縮された。会場はアイドルフェスの聖地「新木場コースト」だったけど、お客さんを入れることはできなくなったから、無観客生配信というスタイルに変更。だから、当日は、数千人入れるはずのメインステージの客席に、ぽつんとボク一人だけがいるという異常な状態。出演してくれたアイドルグループは、慣れない環境の中で、ほんと頑張ってくれたね。 そんな状態から、2回、3回と徐々にお客さんをいれることもできるようになり、今回からは、感染対策なしの状態で開催できるようになった。クロフェスは、コロナとともに歩んできたようなイベントだから、この変化は感慨深い。 「マスクなしで、大声も出していい」、かつてフェスに存在していた当たり前の光景が戻ってくる。そんな現実を考えるだけで、うれしさで、ボクは自然と涙がとまらなくなる。これまでなかなか思い通りにいかなかった中で、出演してくれたアイドル、会場に足を運んでくれたファン、そしてボクをサポートしてくれた運営スタッフには感謝しかない。
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