金沢ゆめ街道2024（同実行委員会、北國新聞社主催）は10日、金沢市中心部を歩行者天国にして開幕する。同日は能登半島地震復興祈念エリアを設けて能登の物産などを紹介するほか、夜には能登町宇出津の「あばれ祭（まつり）」のキリコが登場。会場で1千個の台湾ランタンも配布し、復興の願いを込めた明かりがまちなかを照らす。 　10日は午後4時～同9時半に国道157号片町-武蔵間約1・5キロが歩行者天国となる。 　復興祈念オープニングパレードでは、マーチングの強豪・京都橘高吹奏楽部、珠洲市の飯田高、緑丘中の吹奏楽部などが演奏を披露する。北國新聞会館前ステージでは金沢学院大附属高の特別演奏や、被災した吉村想さん（能登町能都中3年）のトランペット独奏も行われる。 　会場には石川県内のトップスポーツチームでつくる「石川ユナイテッド」のスポーツ体験ブースや北國新聞文化センターの体験教室などを設け、自衛隊や消防の特殊車両なども展示する。特別協賛のアサヒビールはビアステーションを4カ所に設置する。 　最終日の11日は北國新聞赤羽ホールを主会場に、YOSAKOIソーラン日本海百万石会場（同実行委、北國新聞社主催）が開催され、京都橘高吹奏楽部の演奏会もある。