コブラ「ダークスピード ドライバー」の3ヘッドをヘッドスピード別に打ち比べ!【ガチ試打計測・動画あり】
みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開中。今回はコブラの最新ドライバー『ダークスピード』の3タイプのヘッドを打ち比べ、特性の違いを比較検証した。 動画/コブラの最新ドライバー「ダークスピード」3種をヘッドスピード別で打ち比べ!
同じように打っても3モデルで弾道は全然違う結果に
今回試打をするコブラ『ダークスピード』シリーズは『X』、『MAX』、『LS』の3つのヘッドタイプを展開。この3つのヘッドは、それぞれのソールに配置されている 「ウェイト」 ポジションを変えることで、使い手がイメージする弾道を提供可能となっている。 3つのヘッドの特徴とウェイトポジションは以下の通り。 『X』は、低スピンで速いボール初速を求めるゴルファー向け。高い飛距離性能に、ミスヒットに寛容な安定性を実現。ヘッド後方のウェイト(3g)は直進性と高弾道を、中間部のウェイト(12g)は弾道の高さとスピン量を抑える。 『MAX』は、低スピン設計による飛距離性能と、コブラ史上最大級の慣性モーメントにより高い寛容性を実現。ヘッド後方のウェイト(8g)は直進性と高弾道を、ヒール部分のウェイト(3g)はドロー軌道を可能に。 『LS』は、流線形のエアロ形状により空気抵抗を軽減しヘッドスピードを最大化。3モデル中、最も低い重心位置により、低スピンで速い初速をもたらし、飛距離性能と高い操作性を実現。フェース寄りのヒール(12g)とトウ(3g)のウェイトは操作性を高め、後方のバックウェイト(3g)は寛容性をもたらす。
シャフト『ツアーAD for COBRA(フレックスS)』に、試打するごとにヘッドを交換。3モデルともロフト10.5度と同一条件で行われる。
まず、3つのモデルの見た目の印象の違いを癸生川プロがコメント。「『MAX』は『X』に比べてヘッドが大きく感じるし、同じロフトなのにフェース面が『X』より『MAX』のほうが見える感じがする。フェース面は『X』よりも『MAX』が少し左を向いているかな。『LS』の印象はディープでストレートフェース。『MAX』と比べると『LS』はひと回り小さく感じます」。 ヘッド形状の特徴は、大きい順に、『MAX』、『X』、『LS』。フェースが左を向いている度合いは、『MAX』、『X』、『LS』の順になる。 試打は、最初にクラブスピード42m/sに合わせて開始。1球終える度にカチャカチャでヘッドを『X』、『MAX』、『LS』の順に交換。