サウジアラビアGPのFP3はフェルスタッペンが最速!欠場サインツの代役18歳ベアマンは10番手…角田裕毅13番手|F1
2024年のF1第2戦、サウジアラビアGPフリー走行3回目が現地時間8日行われた。 【動画】2005年生まれ18歳ベアマンがサインツの代役…ベアマンが生まれた日、24歳年上アロンソはスペインGPで2位だった FP3がスタートする数時間前、フェラーリはカルロス・サインツが虫垂炎の手術を受けるため、FP3からは欠場すると公表。F2で走っていたフェラーリのリザーブドライバー、オリヴァー・ベアマンがその代役を務めることが明らかになった。なお、ベアマンはF2のラウンド2で予選トップだったが、今回F2ではレース1&2ともに欠場することとなっている。 現地ジェッダは晴天のドライでセッション時刻を迎えた。60分のセッションがスタートするも、最初からトラックへと出ていったのはバルテリ・ボッタスとベアマンのみとなった。 セッション前半、トラック上はそこまで多くのマシンが走る状況ではなかったが、20分を過ぎると各チームが精力的に周回を始める。セッション中盤に入ると、マックス・フェルスタッペンが1:28.412をマークする。2番手はミディアムでチャールズ・ルクレール、3番手フェルナンド・アロンソもミディアムでタイムを出すなど、各ドライバーは予選&決勝を想定して、タイヤを温存した方針を見せる。 するとセッション残り17分が迫り、チョウ・グァンユがターン8~9でコントロールを失い、横からバリアに衝突した。ここでセッションは赤旗となる。 テックプロバリアの修復により10分ほどの中断を経て、残り7分からセッション再開となった。 ここで各チームは予選想定のアタックラップへと出ていく。だが終盤でフェルスタッペンのタイムを上回るドライバーは現れず、フェルスタッペンの1:28.412がトップのままだった。 2番手は0.196秒落ちでルクレール、3番手セルジオ・ペレス、4番手ジョージ・ラッセル、5番手ランド・ノリス、6番手アロンソ、7番手ランス・ストロール、8番手オスカー・ピアストリ、9番手ルイス・ハミルトンと続き、10番手は0.894秒差で今回がF1デビューとなるベアマンだった。 角田裕毅は終盤に出した1:29.572がベストタイムで、トップから1.160秒差の13番手だった。
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