園内には30以上のアトラクションやホテル・レストランも完備され、世界へ1日中ひたれる空間に。サウジの投資会社が推進するギガプロジェクトの一環だという

バード・スタジオと集英社は3月22日（金）、鳥山明氏・原作による作品『ドラゴンボール』について、世界初となるテーマパークの建設プロジェクトがサウジアラビアで始動したと伝えた。 『ドラゴンボール』画像・動画ギャラリー 『ドラゴンボール』は、集めるとどんな願いも叶うとされる秘宝「ドラゴンボール」と主人公であるサイヤ人「孫悟空」を中心に展開される少年漫画の代表的な作品のひとつだ。 本作については全世界80ヶ国以上の国と地域でテレビアニメ版が放映されたほか、単行本の発行部数は全世界累計で2億6000万部を突破。原作の鳥山氏は2024年3月に逝去しているが、2024年秋からは鳥山氏のストーリー原案による新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』も放送される予定となっており、今なおファンの心をひきつけてやまない。 発表によると、今回のプロジェクトはサウジアラビアのキディヤ投資会社（Qiddiya Investment Company）が推進するギガプロジェクト「キディヤ・シティ」の一環だという。敷地面積は50万平方メートルを超え、7つのエリアで区切られた園内には「カメハウス」や「カプセルコーポレーション」、「ビルスの星」など作品を象徴する建造物が再現されるようだ。 上記のほか、園内には5つのライドを含む計30以上のアトラクションや全高約70メートルの「神龍」像、パーク内のホテルやレストランも設置されるという。 テーマパークの情報を含むギガプロジェクトの概要はキディヤ投資会社の公式サイト（英文）からも確認できるため、興味があればチェックしておくとよいだろう。