松野、高木氏は資格停止6カ月案 自民の裏金問題、4日に最終決定
自民党執行部は裏金問題を巡り、安倍派事務総長経験者の松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長の処分について党員資格停止6カ月とする案の検討に入った。関係者が2日明らかにした。萩生田光一前政調会長は役職停止1年の案が有力となった。4日の党紀委員会で最終的に決まる。 茂木敏充幹事長は、18年から5年間に不記載額が計500万円以上だった議員ら39人の処分審査を党紀委に1日要請。党紀委は39人に、弁明を求める場合は文書で提出するよう通知した。安倍派、二階派の還流資金を収支報告書に記載しなかったのは、立件された議員らを除き85人。茂木氏は残り約40人を幹事長注意とする。