ワウリンカ、マレーに快勝で全仏オープン初戦突破 39歳で15度目の2回戦へ<男子テニス>
全仏オープンでは
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は26日(日本時間27日)、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク98位のS・ワウリンカ(スイス)が同75位のA・マレー(イギリス)を6-4, 6-4, 6-2のストレートで破り、2年連続15度目の初戦突破を果たした。 【錦織 圭、西岡 良仁、ワウリンカら全仏OP組合せ】 23度目の顔合わせでマレーの13勝9敗で迎えたこの一戦。全仏オープンでは過去3度対戦し2016年の準決勝ではマレーが、2017年の準決勝と2020年の1回戦ではワウリンカがそれぞれ勝利してきた。 この試合、ワウリンカはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得するなどマレーに1度もブレークを許すことなく試合を推移。リターンゲームでは10度のブレークチャンスを創出すると、そのうち4度ブレークに成功し、2時間19分で勝利した。 全仏オープンでは2015年に優勝、2016年はベスト4、2017年には準優勝を果している39歳のワウリンカ。2回戦では第32シードのC・ノリー(イギリス)か世界ランク56位のP・コトフのどちらかと対戦する。 同日には第3シードのC・アルカラス(スペイン)や第6シードのA・ルブレフ、第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第10シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、元世界ランク4位の錦織圭らが初戦を突破している。