「信頼できなくなり…」お笑いコンビ「和牛」の“遅刻解散”で、ひろゆき氏「遅刻は無害」理論が話題に
お笑いコンビ「和牛」(水田信二、川西賢志郎)が12月12日、吉本興業の公式サイトで来年3月末での解散を発表した。 【衝撃の解散劇のウラで…写真あり】お笑いコンビ「和牛」水田信二 元恋人への「ベッドでの殴打&隠し撮り」疑惑 多くの芸人がリスペクトする本格派コンビの突然の発表にお笑い界は衝撃に包まれているが、コンビが明かした解散理由の1つに水田の“遅刻グセ”があった。 水田は 《きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました。 お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました》 と自己申告。川西も 《3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。 徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました》 と明かした。 解散理由に「遅刻」を挙げ、生々しく記すこと自体が異例と言っていい。 同時に誰でも1度は経験するであろう「遅刻」がコンビ解散にまで発展したことに、驚きの声も上がっている。 ここでネット上などで“注目”されるのが、「遅刻擁護派」の実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏の持論だ。 くしくも和牛が解散発表した12日、同氏は自身のX(旧ツイッター)で小学生時代のエピソードを明かしつつ、次のように投稿していた。 《宿題をやらないとか、授業に遅刻するとかは、誰にも迷惑をかけてないので『悪いこと』という認識がありません、今でも》 《遅刻する生徒をほっとけばいいのに、いちいち怒る為に授業を中断する教師が授業を妨害してると思ってるおいらです》 ひろゆき氏の「遅刻は無害」理論は今に始まったことではない。 今年3月10日放送のAbema Primeでは「遅刻魔ひろゆきVS遅刻許せない派」でクロストーク。反対派からの集中砲火に 「需要のある人って、1時間に1本ずつ仕事が入ってたりするんですよ。優秀な人ほど、いろんなところにスケジュールが入るから、ちょっとでもずれたら全部ずれるので。遅刻するのは当たり前」 と述べ 「僕は優秀な人と仕事しているので、それで怒ってる人をあんまり見たことなくて。無能な人同士で仕事すると、そういうので怒るって大変だなと思いました」 と饒舌に語った。 その一方で、「和牛」水田の“遅刻グセ”は筋金いりだったようで……。 「水田は13年前にも自身主催のトークライブで遅刻し、劇場出入り禁止となっている。遅刻によって、周囲が迷惑を被った。遅刻は決して擁護できることではありません」(お笑い関係者) 音楽ライブなどでも、機材トラブルなどで開演が遅れることがある。その際は必ず主催者サイドの謝罪のアナウンスがあるはずだ。 「遅刻しても平然としている人もいますが、そういう人は日本の芸能界ではまず生き残れません。本人が思っている以上に、『〇〇はよく遅刻する』と悪評が広まってしまうからです。 和牛の川西さんもそれを踏まえ、水田さんに再三注意していたそうですが……。結局は“変わらなかった”ということなのでしょうか」(スポーツ紙記者) 芸能界のルールでは、「遅刻は無害」とはいかなかったようだ――。
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