新体操全国選抜 東北からただ1人出場切符 柴田学園高(青森県弘前市)・柳澤さん
青森県弘前市の柴田学園高校1年・柳澤愛結理(あゆり)さん(春藤新体操クラブ所属)が11月22、23日に秋田市で開かれた東北高校新体操選抜大会で、個人総合と種目別で優勝。2025年3月に香川県で開催される全国選抜大会に東北地方からただ1人出場切符を手にした。県高体連によると、女子個人が出場するのは約35年ぶり。柳澤さんは11月29日、「東北の代表として堂々と演技したい」と語った。 東北選抜大会では、種目別のリボンとフープでトップに立ち、合計点数で個人総合でも優勝した。柳澤さんは普段の練習通りの演技ができ、充実感でいっぱいだったという。 全国選抜大会では、種目別で、リボンとフープに加えボールとクラブが追加となる。ボール・クラブの大会向け練習はこれから。じっくりと研究と練習をしていく。 同クラブの春藤るみ代表(本県国民スポーツ大会新体操女子監督)は「柳澤さんは努力家でクラブの中心。このまま頑張り続けてほしい」と語る。 柳澤さんは26年国スポの際は3年生。大会出場を見据え「大きな場で自信を持って演技できるよう、手や足の先を、よりきれいに伸ばすという現在の課題を完璧に克服したい」と話した。