ひやおろし、飲んで復興応援 21銘柄、県内一斉発売
冬に醸造し、ひと夏熟成させた生詰めの日本酒「ひやおろし」が6日、石川県内の酒販店で一斉に発売された。今年は能登半島地震で被害を受けた奥能登の5酒蔵を含む21酒蔵が出品しており、県酒造組合連合会は「飲んで被災蔵の応援を」と呼び掛けている。 ひやおろしは、熟成によって落ち着いた香りと丸みのある味わいを楽しめる。21銘柄は720ミリリットル瓶で統一した。全国で被災地応援の機運が高まり、酒販店からの予約数は昨年より2367本多い3万4109本となった。 金沢市の香林坊大和と金沢エムザにある酒販店では、同連合会の関係者が来店客に試飲を勧めた。北陸三県卸売酒販組合、県小売酒販組合連合会が協力した。