ムチュア・マドリッド・オープン

ラファエル・ナダル[写真/ゲッティイメージズ]

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）は29日、プロテクトランキング（負傷などによる長期離脱選手の救済措置）で出場する元世界ランク1位のR・ナダル（スペイン）と世界ランク91位のP・カチーン（アルゼンチン）のシングルス3回戦が組まれており、日本時間29日の23時に開始する。 【ナダルvsカチーン、マドリッドOP3回戦の1ポイント速報】 今シーズンで現役引退を示唆している37歳のナダルは今大会の1回戦、ワイルドカードで出場した世界ランク1028位のD・ブランチ（アメリカ）をストレートで下し初戦突破。2回戦では第10シードのA・デ ミノー（オーストラリア）と対戦した。 前週のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）ではストレートで敗れたいたナダルはこの試合で雪辱を果たす。開始から歓声に包まれると第1セットをタイブレークにもつれ込む接戦の末に制す。 続く第2セットでは勢いそのままに第1ゲームでブレークに成功。11本のアンフォーストエラーを犯すなどミスを重ねるデ ミノーに挽回を許さず。大声援を味方に第9ゲームで2度目のブレークを奪ったナダルが2時間2分で勝利した。 そして3回戦のこの日は29歳のカチーンと初めて顔を合わせる。シーズン開始から苦戦を強いられたカチーンはマッチ0勝11敗と今季初白星を挙げれずにムチュア・マドリッド・オープンに参戦した。それでも1回戦で世界ランク45位のS・オフナー（オーストリア）を下し初白星を飾ると続く2回戦では第20シードのF・ティアフォー（アメリカ）を退け、2年連続2度目の3回戦へ駒を進めた。 同一戦は日本時間29日の23時以降に開始する。