不倫疑惑の渡辺謙、釈明会見は立ち消えになってしまったのか?
一部週刊誌で報じられた不倫疑惑の渦中にある俳優・渡辺謙(57)だが、「会見がとりやめになった」「CM降板の危機だ」などと、さまざまな情報が錯綜している。この窮地をどう切り抜けるのか? 真実はどこにあるのか?
不倫疑惑の釈明会見は立ち消えになってしまったのか?
ハリウッドスターに降って湧いたスキャンダル。『週刊文春』3月30日発売号に写真付きで報じられた内容は、ニューヨークのセントラルパークで渡辺が一般女性と手つなぎデートを楽しんでいた、というものだった。 マスコミ各社は情報収集に追われたが、こうした場合、何よりも本人の釈明が聞きたくなるもの。一部では、マスコミの直接取材を回避するために所属事務所が釈明会見の場をもうけることを明言したものの「会見でけじめをつけ、ゴールデンウィークから全面復帰の予定だったがペンディングになった」、あるいは「渡辺本人が乗り気ではなく中止になった」、といった情報が乱れ飛んでいる状況だ。 取材に対し、渡辺の所属事務所は「会見については、現在協議中です。やりたくないとか、やらないことに決まったとか、そういうことではありません。するかしないかも含めて協議中ということです」と話す。ニュアンス的には、会見を開くことにけっして後ろ向きではなさそうだ。
CM削除に関する憶測報道にスポンサーは困惑
それもそのはず、この種の報道がタレント側に甚大なダメージを与えるのが、なんといってもCM。ファンばかりではなく、スポンサーへのみそぎという部分でも、会見は大きなポイントになる。特に渡辺のようなワールドクラスの大物になればCMのギャラも高額だけに、万が一にも途中降板などの事態に陥ればダメージも大きい。CMキャラクターを務めるヤクルトと大和証券は、報道後に公式ホームページから出演映像の削除をするなどの対応をとり、これがさまざまな憶測を呼んだ。特に大和証券は連続ドラマ風の構成で、渡辺以外にも人気俳優が出演しているため、今後どうなるのかが大きな注目を集めていた。 大和証券広報部では、「CMを4月1日から切り替えたのは当初から予定されていたルーティン通りで、そのタイミングに合わせてホームページの画像も削除しただけです。報道の影響があったわけではありません。渡辺さんとは契約が続いておりますし、CMに関してさまざまな報道が出ていることにいささか困惑しています」とのことで、特段の影響を受けたわけではないという。 渡辺が自ら口を開くときはくるか。 (文・志和浩司)