長崎・広島・北九州の若者で平和についての交流会 戦争と平和を学ぶ意味、発信方法の意見交換【長崎県】
テレビ長崎
平和活動に取り組む若者たちの交流会が、このほど長崎市で開かれました。 青少年ピースボランティア(長崎市)田中正幸さん 「他の地域の人たちと交流することが大事かな、と戦争の見方って1つじゃないと思うから」 会には、長崎市と広島市、そして原爆の投下目標になった北九州市で、平和活動に取り組む3つの団体から約70人の若者が参加しました。 3団体での交流は初めてで、戦争と平和を学ぶ意味や発信方法について意見を交わしました。 北九州市ピースフィールド 椛島日和さん(大学2年) 「関心がない人たちに学ぶ機会を提供するには例えば大学の学祭に出展してみたり」 2024年度発足した「北九州市ピースフィールドクラブ」のメンバーは、爆心地公園や被爆遺構を巡り、被爆の実相に触れました。 北九州市ピースフィールドクラブ 奥浜日向子さん(長崎出身・大学2年) 「もしかしたら小倉にも原爆が落とされたかもしれないとの事実を受け止めて、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝えていけたら」 若者たちは「今後も連携を深め活動の幅を広げたい」と話していました。
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